Brasil旅行(16)

8月3日、旅の14日目、リオデジャネイロ。

この日はリオ在住のフルーティスト、熊本尚美さんに案内していただき、セントロという地域に足をのばした。
滞在先のラランジェイラスからメトロ(地下鉄)で向かう。
自分ひとりで行動するのも勿論面白いけど、誰かと一緒に、しかも案内してもらうなんて格別♪
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フェイジョアーダのランチを頂きながら、熊本さんのお話を色々聞く。

ミュージシャンとして、ブラジルという国に住むのは本当に凄いことだと思う。
熊本さんはショーロという音楽にひかれ、導かれるようにしてブラジルに行き、そして住んでいる。。
何回も書くけど凄いことです。
自分は生まれてからずっと、東京に住んでいる。そのなかで引っ越したりはしているけれども、地域的にはずっと東京にいるわけで。
住む場所って、選べるんですね?
知らなかったなあ。。

CDショップをうろうろ。せっかくなので、サックスをメインにしたインストのCDを買い込む。
この日の大収穫は、「Brasileiro Saxphone」Nailor Provetaのアルバムです。
奥原貢くんのブラジル録音のアルバムで初めてその軽やかで優しい音色を聞いて、ずっと憧れていたProvetaのソロアルバム。
熊本さんはこのアルバムにもフルーティストとして参加されています。うーん、凄いっ!
それから、初めて名前を知ったLuiz Americano。素朴な、初めて聞くのに懐かしい気持ちになる音。とっても好みです。
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その後、楽器屋さんが沢山ある通りに連れていってもらった。
私はサックス、フルートを吹いているので、どうしてもその楽器たちの演奏に耳がいくのですが、
ブラジルのミュージシャンの音色は本当に素敵です。
美しいし、でも美しいだけでなくてとても芳醇。
どんな楽器を使っているんだろう、と前から興味がありました。
熊本さんいわく「日本の楽器店の品揃えとは違うから」ということでしたが、
楽器屋さんに着いてナットク。管楽器に関していえば、とにかく本数が少ないのです。
(サンパウロは違うかも、とのことでした)
リードについては、他のものの物価を考えるとかなり高価に感じられました。
東京の管楽器屋さんに行くと、ひとつの楽器屋さんにアルトサックスが何十本もあったりします。
メーカーもさまざまですし値段の幅もあり、つまりは選ぶ余地がかなりあるのです。
リードも以前より少しずつ値上がりはしているものの、買いにくい値段ではありません。
熊本さんによると、海外をツアーするようなミュージシャンはツアー先で楽器を購入したりするそう。
でも、始める段階では限られたうちの楽器を吹くということですよね。
私も一応のこだわりはあり、マウスピースやリガチャー、リードの組み合わせ、
過去に色々なものを試しました。
マウスピースは、同じモデルのものを複数試し吹きをして購入したり。
勿論その過程が悪かったとは思わないのですが。。
そういうことじゃないのかもね??
どんな楽器を吹いても「その人の音」になる、それは頭では分かっていたつもりでしたが、
腑に落ちました。

この日の夜は、Itibereバンドのサックス/フルート奏者、Carolがライブに誘ってくれたので
ラパという地域にある「カリオカ・ダ・ジェンマ」というライブハウスに行きました。
ラパは、ライブハウスやクラブが沢山集まった場所で、金曜日の夜だからか、タクシーから降りるともう大変な混雑です。
この日はサンバのバンドで、管楽器はCarol一人でした。
ライブは夜の9時半からはじまり、時間が遅くなるにつれてどんどん混んできました。
ビールを飲みながら演奏を聞きます。
初めて、Carolが人前で吹いているところを見たのですが、強烈なリズムを繰り出す屈強な男子たちに
混じって果敢にサックス、フルートでオブリガートを入れる彼女を見て、物凄く共感。。
彼女は絶対音感があるんだな〜。分かるなあその感じ。
終わったあとに聞いてみるとやはり彼女は絶対音感があり、覚えた曲は全てのキーで吹けるという。ふむふむ。演奏している人のアタマの中をのぞくことは出来ないけれども、そんな感じ方で吹いているのが、聞いていると感じられる。面白いなあ。
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彼女と一緒にもう一つのバンドを見てから、別のお店に移動。
通りはさらに凄い混雑ぶりで、開け放したお店のドアから色々な音楽が聴こえてくる。
Carolは露店で缶ビールを買い、歩きながら飲んでいた。
私も時々そういうことするんですが、そんなことする女性は自分くらいだろうと思っていたので、地球の裏側で同じことをしてる彼女にまたもや共感(笑)。
Itibereバンドのドラマー、Ajurinã Zwargが演奏しているお店をたずねる。
ピアノトリオでした。この演奏もすごかったなあ。自由になれるだけの演奏技術、でも最初にあるのはその場その場のインスピレーション。
すごくて美しくて見ていて面白い。洗練されすぎてもいない。私はアドリブとか即興とかインプロヴァイズとか、、それらの言葉を誤解していたかもしれない。
写真は、ある曲でピアニストが突然フルートを吹き出したところ。
いいんですね、発想は自由で。
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by yamakamihitme | 2012-11-20 00:50 | ブラジル旅行の巻


sax&flute player ヤマカミヒトミの日々。


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